


基本情報
ジャンルアクション / 青春 / ドラマ
製作国アメリカ
製作年1981
公開年月日1982/6/5
上映時間112分
製作会社アルドリッチ・カンパニー作品
配給MGM/UA=CIC
レイティング一般映画
アスペクト比アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズカラー/ビスタ
メディアタイプフィルム
音声
上映フォーマット35mm
スタッフ
監督ロバート・アルドリッチ
脚本メル・フローマン
製作ウィリアム・アルドリッチ
撮影ジョゼフ・バイロック
美術カール・アンダーソン
音楽フランク・デヴォール
編集アーヴィング・C・ローゼンブラム
リチャード・レーン
衣装デザインボブ・マッキー
字幕金田文夫
キャスト
出演ピーター・フォーク Harry
ヴィッキー・フレデリック Iris
ローレン・ランドン Molly
バート・ヤング Eddie_Cisco
トレイシー・リード Diane, Toledo Tiger
ウルサリン・ブライアント June, Toledo Tiger
クローデット・ニーヴェン Solly
クライド・クサツ Clyde Yamashito, Japanese Promoter
ミミ萩原 Geisha #1
ジャンボ堀 Geisha #2
女子プロレスに青春の全てを賭けた2人の美女が、全米を転戦しながら、やがてアメリカン・ドリームを獲得するまでを描く。製作はウィリアム・アルドリッチ、監督は「クワイヤボーイズ」のロバート・アルドリッチ、脚本はメル・フローマン、撮影は「フライングハイ」のジョセフ・バイロック、音楽は「ハッスル」のフランク・デボールが各々担当。出演はピーター・フォーク、ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン、バート・ヤングの他、ヒロイン2人と対戦する日本人プロレスラーとしてミミ萩原とジャンボ堀が出演している。なお、アメリカでは…All The Marblesのタイトルで公開。
オハイオ州アクロンの競技場。女子プロレスのタッグ・チームが激しい試合をくり広げ、“カリフォルニア・ドールズ”が勝利を納めた。ブルーネットのアイリス(ヴィッキー・フレデリック)はちょっぴり気が強く、ブロンドのモリー(ローレン・ランドン)は陽気な、どちらも美しいプロポーションをした美人レスラーである。彼女らの良き相談相手でもあり、喧嘩相手でもあるハリー(ピーター・フォーク)は、この2人を一流にするため、共に旅を続けるマネージャーだ。アクロンの次に立ち寄った小さな町でドールズは日本の女子タッグ・チーム“ゲイシャ”(ミミ萩原とジャンボ堀)を相手に苦戦の末、辛勝する。ハリーは、日本のチームが使った必殺技、回転逆海老固めをドールスも覚えるようにと進言する。この試合の後、プロモーターのエディ・シスコ(バート・ヤング)の元にギャラを取りに行くが、エディは宣伝費や税金に大金をつぎこんだとの理由で、約束の金額を渡そうとしない。怒ったハリーは、愛用のバットでエディの車をたたき壊した。次に戦ったのは実力と人気を誇る黒人のタッグ・チーム“トレド・タイガーズ”のダイアンとジェーンだったが、ドールズが勝った。しかし、この世界はそう甘くはなく、金のためにハリーが泥レスリングの仕事をとって来て、あまりの屈辱に2人は泣きぬれ、また、タイガーズの再戦ではレフェリーの不正で負けたりもした。だが、徐々に人気も実力も上がってきたドールズは、リノでチャンピオンの座を賭けてタイガーズを相手に闘うことになる。凄絶な試合が展開されるが、必殺の回転逆海老固めで大逆転勝利を納め、ドールズはついに栄光の座を手にした。
視聴可能サイト:U-NEXT
U-NEXT カリフォルニア・ドールズ
ロバート・アルドリッチは数多くの痛快無比な男性アクション映画といくつかの忘れがたい異常心理風な女性映画によって映画史にその名を刻んでいる。30年ぶりにリバイバルされる遺作「カリフォルニア・ドールズ」は、そんな彼の集大成ともいえる血沸き肉躍る女性アクション映画の傑作だ。山っ気たっぷりのマネージャー、ハリー(ピータ・フォーク)と成功を夢見る女子プロレスラー、アイリス(ビッキー・フレデリック)とモリー(ローレン・ランドン)はタッグを組み、オンボロ車で巡業の旅を続ける。
なによりも美貌と見事なプロポーションを誇示するふたりの肉体が躍動するレスリング・シーンがすばらしい。一方で、中西部に点在する煤煙にけぶる工場街を車が走り、そのさびれた風景の中に、ハリーが愛聴するイタリア歌劇「パリアッチ」のアリアが朗々と響き渡る、物悲しさはまさに絶妙だ。
しかし、ギャラも底をつき、裸が売りの泥レスショーまでやらされたロリーは泣きじゃくり、黄金カードの契約実現のために悪徳興行師と一晩寝るという選択をしたアイリスもシャワー室で悔し涙を流す。この映画では女たちが安モーテルの一室で嗚咽するシーンが際立って深い感銘を与えるのだが、彼女たちの無念と屈辱を一気に晴らすのがリノのMGMホテルで行われる試合のクライマックスである。
名作「バンドワゴン」の主題曲「ザッツ・エンターテインメント!」が流れ、リングのマットに描かれたMGMのライオンマークが俯瞰で映し出されるや、そのあまりにストレートなオマージュにかえって胸が熱くなってしまう。そして、満艦飾のド派手な衣装に身を包んだふたりが登場した瞬間、会場は奇跡のような祝祭空間へと変貌するのだ。
(高崎俊夫)
5.0 女子プロ
2026年6月19日 iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
明るいアメリカらしい映画。
何故かBGMに常にイタリアオペラが流れていたが違和感無かった。
お色気もあり楽しめました。
4.0 女子プロなロードムービー
2026年3月7日 スマートフォンから投稿 鑑賞方法:DVD/BD
女子プロレスで地方巡業(ドサ廻り)しながら旅を続けるピーター・フォーク御一行であります。ボロ車が似合う(刑事コロンボ同様)ピーター・フォークの今回の愛車は黄色のおんぼろキャデラック。これが、とても良い演出効果です。ロードムービーだけあって、走行シーンが多めです。プロレスシーンは、めちゃ迫力があってGOOD!脇役のバート・ヤングやレニー・モンタナの出演が嬉しい。ドールズの片方、ローレン・ランドンは後に、「探偵マイク・ハマー俺が掟だ!」でハマーの妖艶な助手役を演じ、それがまた最高です!本作は吹替も収録されていますが、演出がショボいので字幕版での視聴をお薦めいたします。リングサイドの臨場感も味わえます!


3.0 ビッグママや相手トレーナー、そして主人公のマネージャーにホッコリと…
2025年12月4日 スマートフォンから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
「ベラクルス」「特攻大作戦」などの
アクション映画の印象の強い
ロバート・アルドリッチ監督の、実は
なんの鑑賞意欲も湧かないでいた作品だった
が、私の鑑賞指標の一つとしている
キネマ旬報ベストテンにおいて、
なんと第8位に選出されていることを知り
初鑑賞した。
プロレス世界の厳しい内実の中で、
主人公達が栄光を掴むという
あからさまなサクセスストーリーなのだが、
それでも試合時間の押し迫る中で、
彼女らはどう勝利を掴むのかと
ドキドキさせられた。
一方、スポットの当たらない
他のほとんどのレスラーが、
栄光と言う意味では無縁な世界にいるのかと
想像すると少し暗澹たる鑑賞後感も。
しかし、そんな中でも、
所詮は前座のレスラー達と卑下していた
ビッグママが彼女らの勝利に喜んだり、
実は公平な人物だったとした
相手チームのトレーナーの種明かしや、
相手方のプロモーターがレフェリーを買収
するという直接的な効果狙いに対して、
オルガン奏者や応援の子供達を
味方に引き入れるという、
言わば人の心を高揚させるという
人間臭い手段で勝負する
ヒロインたちのマネージャーの設定には
ホッコリとさせられる作品だった。
3.5 しっかり女子プロ
2025年11月28日 PCから投稿
往年のプロレスファンである私が観ても十分納得のいく迫力あるプロレスシーン。主人公の女優のお二方は本職プロレスラー? 途中で日本人タッグチームが出てきたのでエンドロールのキャストでチェックしたら名前からするとミミ萩原さんとジャンボ堀さんなんですね。なんだか嬉しくなってしまいました。
ということで、内容云々度外視して、個人的に楽しく観させてもらいました。
3.0 クライマックスは見応えあり
2025年11月19日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
アイリスとモリーのコンビ、カリフォルニア・ドールズは、マネージャーのハリーと車で全米を巡業の日々。各地で試合を積み、ついにタイトルマッチのチャンスがやってくる。
「コロンボ」のピーター・フォークが、お色気ムービーに?。と思ったらコミカルではあるけど、至って真っ当な作品。意外に真面目だなあ、と観賞し迎えたクライマックスの試合。それまででは想像もしなかった、ド派手な入場で、試合も大いに盛り上がって見応えありました。
アイリスとモリー演じた二人は、ほんと体を張って大変だったと思います。途中出てきた日本人のまあひどい描き方、典型的な古ーいアメリカ映画みたいです。日本人女子レスラーを演じていた一人は、ミミ萩原。
3.5 リングシーンもしっかり見せてくれます。
2025年11月15日 スマートフォンから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ロードムービーと青春ムービーとセクシームービーと女子プロレスの試合を一本で観れて得した気分になれる映画です。
3.5 上手くパクられてしまった当時の日本女子プロレス
2025年11月7日 スマートフォンから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
刑事コロンボのピーター・フォークがふたりの女子プロレスラーを連れてまわるマネージャーのハリー役。
1981年公開のロードムービー。
ロバート・アルドリッチ監督の遺作。
題名のカルフォルニア·ドールズはタッグチーム名。水着姿のバービー人形よりお色気100倍。
一試合125ドルで3人がドサ回り。
そりゃ、せつないわな。
冒頭の試合シーンでミミ萩原が出てくる。
役名は Geisha#1🤔
本名のTaemi Hagiwara でのクレジット。
極悪同盟は出てこないけど、レフリーは片方のチームにえげつないひいきするし、見た目ははるかにカッコいいけど、阿部四郎そのもの。日本の女子プロレスの大技とショーアップに対するリスペクトを感じたが、上手くパクられてしまった😩
試合のシーンも45年前にしてはなかなか見応えがある。もちろん、CGなし。なかなか大したもんだ。ドロレスシーンもあるし、今と違ってコスチュームが薄くてシンプルなのもよい😎
このあとアメリカの女子プロレス界もショーアップに成功したらしい。
ハリーがアイリスと出来てて、金髪のモリーがちょっと我慢してる感じもよいアクセント。
4.0 女子プロレス
2025年11月5日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
美人の女子プロレスタッグ「カリフォルニアドールズ」は、一見、冴えないオッサン(ピーター・フォーク)のマネージャーと全国行脚。
なんとかメジャーになろうとあがいていたが、チャンスが訪れる。
手に入れるため・・・。
興行のいかがわしさもたっぷり、プロレスシーンは大迫力で、手に汗握る。
4.5 最後の試合は壮絶
2025年10月29日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
単純に面白かった。
わかりやすくて、既視感のあるストーリーだが、主人公3人の真っ直ぐな
思いが、最後まで飽きさせなかった。
3.03 人のチームワーク
2025年10月28日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ピーターフォーク扮する女子プロレスマネージャーハリーシアーズは選手たちふたりにいい試合だったと興奮して言った。
女子プロレスも体力勝負だからカリフォルニアドールズふたりしかいないから大変だ。3人のチームワークで頑張ってるね。いつまでもつのやら。
3.5 仙台日乃出プラザで鑑賞
2024年6月15日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:映画館
同時上映の「ロッキー3」よりも興奮した!
ラストは皆で“ワン・ツー・スリー”!
4.0 ごっこ遊びとガチ喧嘩の狭間で
2023年2月16日 iPhoneアプリから投稿
試合シーンがとにかく長い。冗長、退屈といった意味ではない。見終えた後でその長さにようやく気がつく、そういう長さ。劇中でのカウントアップが現実の時間経過と相即している。この長丁場を息切れすることなく、いやむしろ徐々に勢いを上げながら描き切ったのはすごい。これが凡庸なスポーツ映画であれば、時間経過による緊張の弛緩を恐れてダイジェスト演出に逃げたことだろう。
「プロレス的」という文系にはお馴染みのレトリックが示すように、プロレスの世界は基本的に不正とか忖度とか場外乱闘とかいった反スポーツマンシップ的な要素を、その場にいる全員が反スポーツマンシップ的だと理解したうえで、あえて理解していないものとして振る舞うことによって成立する知的でセンシティブなスポーツだ。
しかし一方で試合は加熱する。あくまで清く正しい主役として戦うカリフォルニア・ドールズも、悪役トレド・タイガースのあまりの暴虐ぶりや、それを露骨に看過し続ける審判にプリミティブな憤懣を募らせていく。
やがてそこにはごっこ遊びとガチ喧嘩の間を危うげにゆらめく緊張空間が立ち上がっていく。それがそのまま試合という物語のサスペンスとなって受け手を惹きつける。30分にもわたる試合描写にもかかわらず少しの中弛みも起きない理由はここにある。知らず知らずのうちに画面の中に感情移入してしまい、悪徳審判がカリフォルニア・ドールズに思い切りプレスを食らうシーンなどは見ていてかなり爽快だった。
3.5 時代を感じますね
2022年9月17日 PCから投稿 鑑賞方法:VOD
さすがに今風ではないけれど
当時の雰囲気が感じられてよかったです。
スタイリッシュに有名な女優さん達でリメイクしたら面白そう。
最初のくだりで、てっきり来日するかと思っちゃったww
4.5 ロバート・アルドリッチの遺作(伝説の女子プロレス映画)
2022年7月15日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
1981年(アメリカ)監督:ロバート・アルドリッチ(遺作)
主演はピーター・フォーク。
この映画はカルト的名作の言い伝えがあり、いつか観ようと思ってました。
やはり、誉れ高い・・・その評判通りでした。
若くて長身でスタイル抜群の美女ふたり。
リングネーム「カリフォルニア・ドールズ」
本当に綺麗なおふたりさんです。
なんでこんな可愛いオネーちゃんが一夜のファイトマネー500ドルで、
排気ガスを撒き散らすアメ車(マネージャーのピーター・フォークの愛車)に、
乗って北米各地のリングを回って興行して行くのか?
シカゴ→からプロレスの聖地・ピッツバーグまでのロードムービーです。
用心棒みたいなマネージャーがピーター・フォーク。
かなりヤバい橋を渡ります。
ろくな食事にも有り付けず、昼は移動、夜はリング。
何の楽しみもないドールズ
でも、カリフォルニア・ドールズには、夢があるんです。
チャンピオンになって、有名になりたい。
お金持ちになりたい!!
それにしても過酷なロードムービー。
ハンバーガーと駄菓子とタバコそして安モーテル。
カリフォルニアドールズはすごい根性してます。
遂に遂に、2人は北米チャンピオンリーグで宿敵の北米チャンピオンに挑戦する
事になるのです。
相手はチョーク(首を締め上げる)
髪を踏んづけて引き上げる。
胴体(内臓)を蹴りお腹を踏みつける・・・などなど反則の数々。
お金で買収されてるレフェリーは、チャンピオン側の回し者。
ラスト30分に渡るプロレスシーンの迫力は物凄いです。
スタントなしだとか!
何度もドールズが死ぬのでは?と思います。
首が折れるか?と思います。
それでも声援とリングのお客さんの熱狂がドールズを後押しします。
「ファイティング・ファミリー」も良かったけれど、この映画も負けていません。
女子プロボクシング映画「ミリオンダラー・ベイビー」
こちらはアカデミー賞作品賞。
比べるのもおこがましいですが、人間ドラマは確かに薄いです。
でもリングシーンの盛り上がりは負けてないです。
3.5軽くB級ですよ
2021年11月23日 PCから投稿
良くも悪くも、裏表なしのB級傑作でしょう。
コロンボじゃないコロンボはちょっと違和感ありますが、それでもこの人の達者ぶりはよくわかります。プロレスシーンの迫力とカッコよさはさすがロス君、見せるところを心得てます。
4.0 媚びない娯楽映画
2021年7月25日 PCから投稿
淀川長治の名言のひとつに「男しか出てこない映画に駄作なし」というのがあるそうだ。
『著書『男と男のいる映画』において「男しか出ていない映画に駄作無し」と格言を残している。』(ウィキペディア:淀川長治より)
読んだことがないので、名言がなにに基づいているかわからないが、わたしはアルドリッチやフランケンハイマーの映画で、それを思ったことがある。とくにアルドリッチだった。
ハリウッドの名手は、わざと女性を出さなかったわけではない。女を出さない──それがこだわりだとするなら、そんな、こだわりにはなんの意味もない。わざとそんなことをするのはザ日本映画の新人くらいないものである。
アルドリッチやフランケンハイマーは色気に頼らない娯楽映画をつくっていた。それだけのことだった。
忘れることのない、北国の帝王(1973)はいずれも超強面(こわもて)のアーネストボーグナインとリーマーヴィンで、列車車掌と無賃乗車常習犯の攻防だった。男臭いどころか、そこにあるのは、いかつい面構えと怒声と汽笛と油汚れと黒煙と意地であり、乗せまいとする男・乗ろうとする男、二者のたったそれだけの話を、ハラ~ドキ~かつダイナミックなアクション映画に仕立てていた。──のだった。
そもそもオーソリティーたち(黒澤明やスピルバーグやスコセッシなどなど)は女を色気として使わない。
なぜなら(しごく単純に言えば)基本的に裸が媚びに充当する──からだ。
なんども言っていることだが、ザ日本映画の先達・大家は、ポルノ出身者が(ひじょうに)多い。
偏見ということで構わないが、事実上ザ日本映画界ってのは、裸で釣ってきた連中が権威にのし上がってしまった業界であり、個人的には、その「いびつ」があると思っている。
(火口のふたりっていう近親相姦映画をごらんになりましたか?──あれがザ日本映画の現頂点です。石器時代をさまよう謎の古老たちが巣くっている村社会が日本映画業界です)
(ちなみにわたしは牽強付会なdis日本映画を特徴とするレビュワーです)
女子プロレスを映画にする──そのばあい、どうするだろう。女子プロレスのユニフォームは露出が多い。100人中100人の演出家が、そこにセックスアピールを盛り込むにちがいない。米ドラマGLOWもAlison BrieやBetty Gilpinの惜しまない露出で人気を博した──わけである。
むかしから言いたかったが、アルドリッチの遺作カリフォルニアドールズが、なぜいいのかと言えば、女子プロレスを描きながら、色気に注力していないから。
キャリアのすべてで、セックスアピールを用いたことのないアルドリッチが、さいごに女子プロレスを描いて、やっぱりセックスアピールを使わなかった。媚びなかった。ただし、アルドリッチは意地やこだわりによって、セックスアピールを使わなかったわけじゃなく、じぶんのなかにある娯楽映画の方法論に従ったにすぎなかった。
映画は、色気に頼るとそういう映画になる──わけである。
(すべてがそうだとは言わないが基本的な理屈として)セックスアピールのために女の裸が出てくる映画ならば、演出は無効である。いうまでもないが、演出しなくても裸で釣れるから。
日本では未成年者さえ使っていた犯罪者を全裸監督として、ヒロイックに祭り上げているが、全裸でポルノを撮ったから、なにが偉いの──という話である。(アメリカだったらとうにロンジェレミーと同じ所へ収監されているに違いない。)
で、繰り返しになるが、日本映画の先輩貴兄は、ポルノ出身者で成り立っている。かれらは性に詩情みたいなものを介入させて、昭和の昔から今に至るまで裸と行為を押し出しているわけだが、それはやはり性で釣っている映画に過ぎないと、わたしは(30年来)思っている。わけです。
カリフォルニアドールズでは演出手法として性を使っていないゆえに、むしろVicki FrederickとLaurene Landonの素のセックスアピールが表出している。ことに加え、老獪で、時には汚い仕事にも手を染めるマネージャーとして、おそらくピーターフォークの映画出演のなかでも三指の味だった。
余談だが、おりしも今(2021/07)どこかでオリンピックがおこなわているが、あなたが男性で、女性のアスリートを見るばあい、そこに性的演出が一切ないにもかかわらず、溌剌とした性を感じてしまう──ものではありませんか。にんげんとして普通のことです。
4.0 働く大衆への暖かいエール!
2018年10月31日 Androidアプリから投稿 鑑賞方法:DVD/BD
文句なしに面白い!理屈抜きだ
刑事コロンポで超有名俳優になったピーター・フォークが、その冴えない中年男のイメージをそのまま流用して役にはまり見事な演技
二人の女子レスラーの容姿も美しく楽しい
クライマックスのリング登場シーンは最高の盛り上がりでワクワクする!
どさ回りのいつになったら日の当たるところにでれるかわかりもしない、いつまで経っても底辺のままぐるぐると回っているだけ
誰しも若い時に経験することだ
それをアルドリッチ監督は女子プロレスという誰もが少ししか知らない業界を取り上げて、泥まみれになってそこから這い上がるストーリーをロードムビーとして物語に仕上げて見せる
正に普遍的なテーマだ
成功するためには、長い下積み生活の辛抱、文字通り泥レスを登場させて泥まみれになって働け、どうせどこに行ってもゲスばかりだ、プライドがなんだ、多少卑怯であってもチャンスを掴め、ここ一番の大勝負に臨んだなら自己演出の大事さを知れ
どの業界で働いていようが、無名の者が芽を出し、上に這い上がる為の秘訣は同じだ
だからこそ本作は万人の心に刺さるのだ
働く大衆へのエールなのだ
つまり、本作はリノのリングサイドで子供達や観客がふるポンポンのような映画なのだ
3.0 たるいが評価したい部分も。
2015年5月23日 PCから投稿 鑑賞方法:DVD/BD
なんと言っても
女子プロレス
という映画では珍しいジャンルに挑んでいるところがいい!!
えっちなコスチュームで戦うので萌える。
二人ともセクシー。
話はまとまりが無くてドラマとして思っきり中途半端。
でも、ま、いいか。もう少し短ければもっと楽しかったでしょう。
参照元サイト:映画.com カリフォルニア・ドールズ
全日本女子プロレスのミミ萩原やジャンボ堀も出演!
本格的な女子プロレスアクションにおいて、出演しております。
このキャスティングには、女子プロレスの祖、ミルドレッド・バーグ氏が関わったとされており、出演女優にプロレス指導を行いました。
こうして見ると、親近感がわく作品ですね!
本作の初見はTSUTAYAでのビデオレンタルで、視聴しましたが
当時は女子プロレスといえば、なかなか、美女も少ない時代でした。
ところが、海の向こうのアメリカでは、美女たちがレスリングをしている。
日本は、ガチ系格闘が盛んで、アメリカは、魅せる要素が進んでおり格闘というよりセクシーさをウリにしたレスラーが多かったですね。
それでも海外女子プロレスの情報は、極少でしたので重宝したましたし、なにより作中にある泥レスのような文化は日本はなかったのでそうしあ意味でも貴重な作品に出合えました。
また、美女が100キロの大男を倒してしまう所も興奮しました。
ミックスファイトと女子プロレスは切っても切り離せないつながりがあり、
強い女性を表現するうえで欠かせない存在だと思いました。
セクシーな水着コスチュームを纏う金髪美女レスラーの魅力が何とも言えぬ興奮があり、
こういう美女と闘いたいという男も増産されていきます。
2度目の視聴は、その後になってからですが、今ではネットのサブスクでも視聴できますので興味ある方は視聴しても後悔しない作品だと思います。
現代の古典として、ブックマークすべく作品なのです。