全日本女子プロレスの名シーン

全日本女子プロレスの名シーン

フェテッシュな見方もありますが、
スポーツとしての見方も含め解説、感想を書いていきます



全日本女子プロレスの名シーン
前田薫 vs 工藤めぐみ(デビュー戦)


フェティッシュな視点も含みつつ、
スポーツとしての側面からも、この試合を見ていきます。


■ デビュー戦という“原点”


この試合は、後に女子プロレス界を支える2人の“最初の姿”です。
とても可愛らしく、まだ完成されていない動き。


しかし、その未完成さこそが、この試合の価値です。


後に「KAORU」として独自のスタイルを確立する前田薫。
そして「邪道姫」としてハードコアの頂点に立つ工藤めぐみ。


その片鱗が、この時点で既に見えています。


■ 試合の印象


技術的には、正直まだ粗い。
フライングメイヤーやボディスラム中心で、展開も単調。


終盤にはスタミナ切れも見られ、完成度としては高くありません。


しかし、それでも画面に引き込まれる。


理由はシンプルで、
👉 「必死さ」がそのまま出ているからです。


無駄な余裕が一切なく、
一つ一つの動きに“やりきろうとする意思”が乗っている。


これは完成された試合では逆に消えてしまう要素です。


■ この試合の“フェティッシュ性”


クラシカルな水着コスチューム。
まだ少女の延長にある身体。


この未完成さと、必死さが重なることで、
独特の緊張感と魅力が生まれています。


強さや技術ではなく、
👉 「過程そのもの」に惹かれる感覚です。


■ 前田薫(後のKAORU)に見えるもの


この時点では、ルチャの要素はほぼ無く、完全に正統派。


しかし、よく見ると
👉 “動きの軽さ”と“受けの柔らかさ”がある。


後の空中技主体のスタイルに繋がる要素は、
既にこの段階で存在しています。


つまりこの試合は、
👉 「ルチャドーラになる前のKAORU」ではなく、
“既に始まっているKAORU”とも言えます。


■ 工藤めぐみの“違和感”


一方の工藤めぐみ。


この試合では、まだ完全に正統派であり、
いわゆる「邪道姫」の面影はありません。


しかし、


当たりの強さ
前に出る意識
崩れない気の強さ


ここに、後のハードコア路線に繋がる気質が見えます。


👉 “壊れない芯”が、この時点で既にある。


だからこそ、後にあそこまで振り切れた。


■ 勝敗と意味


試合は前田薫の抑え込みで決着。


ただ、この試合の本質は勝敗ではありません。


👉 「この2人がどこから始まったのか」


ここに尽きます。


■ なぜこの試合が価値を持つのか


完成された名勝負ではない。
むしろ、未熟で粗い。


それでも価値がある理由は、


👉 “完成前のエネルギーがそのまま残っている”からです。


後年の2人を知っているほど、
この試合は意味を持つ。


■ まとめ


このデビュー戦は、


技術ではなく“意志”
完成ではなく“過程”
強さではなく“始まり”


を見せてくれる試合です。


そして何より、


👉 後に全く異なる方向へ進む2人が、
同じ地点からスタートしているという事実


これこそが、この試合の最大の魅力です。





前田 薫 vs 工藤 めぐみ


デビュー時の2人。
とても、可愛らしいですね。


後に女子プロレス界の重鎮として君臨していきますが、だれでも新人時代はある。
そんな時の貴重な映像です。


こういうクラシカルな水着リングコスチュームがそそります。



コメント欄


これぞデビュー戦というべきいい試合。若い二人が必死に戦ってるのが伝わって技は稚拙でも画面に引き込まれる。


全女時代のくどめの試合初めて見ました。


前田さんがガイア・ジャパンにいたとき、自分の家の近くのコンビニにいたのを見て驚いた。きれいでかわいかったなあ。思えばガイアの同情も割と近くにあったんだね。


工藤はかわいいし前田は奇麗。思えばこの61年組あたりから女子プロレス界にかわいい子が増えたんだよね。
これを見てから後年の工藤 vs インフェルナルKaoruの試合を見ると感慨深いものがある。Kaoruがマスクを脱いだ試合。


この頃からくどめさんピンクの水着だったんですね。


くどめ派か、KAORU派か?  
今でも悩みます。


岩手県大槌町の山火事LIVE動画観てたらおすすめに出てきた…で、観てみた😅
後の『邪道姫』、くどめさんのデビュー戦ですね。両者とも、気合いを入れた際の唸り声、どことなく可愛いですね!


阿部四郎レフェリーの地元、東村山市民スポーツセンターでデビューしていたんですね。


ポッチがいいね😂


2人とも少女だよね😃


最後はガチの押さえ込みモードでしょうか


ペース配分が上手ではなく、終盤にスタミナ切れを起こすが、デビュー戦でこれだけ動ければ充分合格点でしょう。🎉


工藤は何故非道と出来ちゃったんだろ?


祭りにある水風船みたいな柄のコスチュームw


まだまだお遊戯会レベルだが🤔 後の2人を見たら👍


やっぱりチョイ前田のが、上手いな


クドメのデビュー戦貴重すぎるでしょ。しかも同期薫との。
コメ外人ばかりイミフ。


ダンスしてるみたい


演技が酷くてとても見てられないな。
そう考えると今の女子プロレスって本当に努力したんだな。


フライングメイヤーばっか、スープレックスと思わせて、ただのボディスラム、極めつけは最後のスリーカウントのクセ😅メインイベンターの凄さが良く分かるね


髪を摑むな



試合展開

・前田薫の抑え込みで勝利



この試合で学ぶもの

当時の新人1代半ばですが、デビュー戦の緊張している感がある。
とは言え、流石、女子プロに人生を、青春をかける姿が垣間見れた感じですね。
往年のレスリング風の展開、技も華が無いがそれでも一生懸命さが光る闘いです。


こういう新人時代の我武者羅な闘いにこそ、女子プロレスの魅力があると考えます。



80年代の華やかな代表的女子プロレスラー


80年代後半は、女子プロレス界も変革期に入ります。
ビューティペアからクラッシュギャルズといったスーパースター達の時代が終わり、
次世代の女子プロに引き継がれていく頃、そんなクラッシュギャルズ末期に花咲きかかった2人の女子プロのデビュー戦を振り返ると、感慨深いものがありますね。



前田薫選手


前田薫のデビュー戦でしたが、後にKAORUとして再デビューして活躍する偉大な選手です。
全日本女子プロレス時代は、このデビュー戦の後、同期の高橋美華と『ハニーウイングス』を結成し、アイドルタッグチームとなった。
この頃が非常に華やかに見えました。


当時は、今の様にビジュアルに優れた選手が少なく
実力がなければ、這い上がれない時代でした。


そうした中で、ハニーウイングスは、非常に興味深く、録画してVHSのビデオテープが擦り切れるほど、見たものです。


KAORU(1969年生まれ)は、日本の元女子プロレスラーで、
👉 日本人初のルチャドーラ系スタイルを確立した先駆者


■ キャリアの流れ(超簡潔)
全日本女子プロレスでデビュー(1986)
ルチャリブレに魅了されメキシコ修行
GAEA JAPANでエース格として活躍
ハードコア路線+ヒールとして存在感
フリー転向後も各団体でタイトル獲得
大怪我・長期離脱を経て復帰
2022年引退(約36年キャリア)
■ スタイルの特徴
ルチャ(空中技)+ハードコア融合
ムーンサルト系が特に評価高い
凶器使用など激しい試合スタイル
■ 実績
全女、GAEA、OZなどで多数王座
タッグ・シングルともに実績あり
■ 人物ポイント
長与千種の影響でプロ入り
ケガ・骨折・復帰など波乱多い
晩年まで現役続けたタフな選手
■ 一言で


👉 「ルチャ×ハードコアを体現した女子レスラー」



工藤めぐみ選手


「工藤めぐみ=邪道姫」という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?
でも、本来はルックスの良さからアイドルレスラーとして売り出す予定でした。
全女を引退後、保母さんなどを経験後、FMWにて復帰。
アウトブレーカーズとして、天田麗文らとともに90年代初頭に先方を巻き起こした、最強のアイドルレスラーです。


彼女は、美人なだけではく、抜群の運動神経と正義感、そして、その「強さ」が最大の売りですよね。


特にFMWデビュー時に、里美和らベビーフェイスをいたぶる茶髪の美人ヒール登場する姿は、最高です。
ビデオも販売され、勿論、購入し、今でも宝物です。



■ 工藤めぐみ


工藤めぐみ(1969年生まれ)は、1990年代を代表する女子プロレスラーで、
👉 アイドル性とデスマッチを両立した異色のトップ選手


■ キャリアの流れ(簡潔)
全日本女子プロレスでデビュー(1986)
一度引退 → 保育士助手へ
FMWで復帰し一気にブレイク
アイドル的人気レスラーとして頂点へ
1996年からデスマッチ路線へ転向
1997年引退(全盛期での引退)
■ 最大の特徴


👉 女子で初の本格デスマッチ路線


有刺鉄線+電流爆破など過激試合
海外でも「ハードコアの女王」と評価
■ スタイル
元は正統派+華のあるレスラー
後半は危険技・デスマッチ中心
強さと見せる力を両立
■ ポジション
FMWの女子部を支えた中心人物
大仁田厚に次ぐ看板的存在
■ 人物ポイント
ルックス・人気ともにトップ級
無理を押してでも試合を成立させるタイプ
引退後は解説・プロデュース業へ
■ 一言で


👉 「アイドルからハードコアへ振り切った女子レスラー」



纏め


こういう2人のビジュアルと強さを兼ね備えたガチ系美女レスラーのデビュー戦は、きわめて貴重な映像だと感じました。
この闘いも、新たな歴史の1ページでもあります。